PROJECT STORY

  • 北海道 to the future プロジェクト

資源の、
循環と長生きをめざして。

株式会社公清企業

埋め立てから、リサイクルへ。

家の新築時や解体時に発生する廃石膏ボード。これまで、札幌市では埋め立て処分がほとんどでした。「廃石膏ボードがリサイクルされたら、処分場の延命はもちろん、循環型社会におおいに貢献できる」。そう考えた公清企業は、廃石膏ボードリサイクル事業に着手し、2018年から施設を稼働。ここで再生した二水石膏粉は新しい石膏ボードや農業用資材などに、また、道内最大の焼成キルンで再生した無水石膏粉は土壌改良材のほか、セメントの原料などに使われています。

資源を長生きさせ、人の命を守る。

公清企業が携わる、し尿やごみ、道路清掃など多くの業種の中でも特に力を入れているのが、老朽化が激しいと言われる下水道のメンテナンスです。環境負荷軽減のため、穴を掘らずに管を蘇らせる「管更生工事」という工法を採用。今、使っている下水管を耐震化、長寿命化することで廃棄物を出さないことにつながっています。また、すきまも補修することで下水管への土砂の流れ込みを阻止し、道路の陥没も予防。見えないところで、暮らしの安全を支えています。

株式会社
公清企業

代表取締役社長

原田 利明

し尿処理から始まった私共の会社の歴史。創立当時、し尿は「貴重な肥料」として使われることもあり、「廃棄物は役に立つ」という精神が 、今も根底に流れています 。産業廃棄物を集めるだけではなく、生まれ変わらせることで住民の生活を支えたい。同業者、自治体などと良好な関係を保ちながら、地域に根差した貢献をしていきたいと思います。

ABOUT COMPANY

「自然と、産業の調和を、未来へ」を理念に、インフラの何でも屋として多岐に渡る事業を展開。縁の下の力持ちとして人々の暮らしを支えています。一人でも多くの人が環境に興味を持ってくれるよう、環境教育や保全活動のお手伝いにも取り組んでおり、高校生対象のフィールドスタディや一般企業の見学も積極的に受け入れ中。

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