PROJECT STORY

  • 北海道 to the future プロジェクト
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未来をつくる、
ものづくり。

寿産業株式会社

ふるさとのために、できることを。

熱い鉄を棒状や異形状にするための誘導装置「ローラーガイド」の製造は寿産業の代名詞。その一方で、早くから環境問題にも着目していました。「ふるさとのために、自分たちができること」を模索し、粉砕技術を身につけ、製品の原料を再生産しようという考えにたどりつきます。1998年には社内に環境開発室を設置。周囲の声と寿産業の思いの一致から、当時、北海道で問題となっていたトラックの廃タイヤのリサイクル機器開発に乗り出しました 。

ものからものへ、姿を変えて。

試行錯誤を重ねたリサイクル機器の開発と製造によって、廃タイヤは付加価値の高い資源、タイヤゴムチップへとマテリアルリサイクルされています。タイヤのゴムチップを用いて製造したラバーマットや長靴は透水性やクッション性に優れており、公園や工場で使われることで、皆さんの生活を足元から守ることにつながりました。廃タイヤで培った粉砕技術は抗菌関連商品などの開発・製造などにも生かされ、他社製品や社会への貢献につながっています。※廃棄物を原材料として再利用すること。

寿産業株式会社

代表取締役社長

鈴木 俊一郎

自社の取組のほか、社内でもSDGsについて学べる機会を設けています。身近なものを大切にすることから、地球環境への影響も考えた商談まで、社員一人ひとりがSDGsの目標を考えて行動できるようになったのは大きな成長です。昔は地球環境や世界中の人が幸せに暮らすための特別な取組があったと、笑って話せる未来にしたいですね。

ABOUT COMPANY

1951年に富士製鐵室蘭製鐵所(現 日本製鐵室蘭製鉄所)の出入り業者として、従業員3名からスタート。1963年に開発したローラーガイドの製造を主に、1990年代からいち早く環境問題にも取り組んできました。創業時から続く「何でもやってみる」精神で、世のため、人のためになる製品・サービスを生み出し続ける会社を目指しています。

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