

HBC創立70周年記念 倉本聰×是枝裕和 特別対談 “あのとき”から~北の大地とドラマと…
2021年1月23日(土)午後2時~3時24分放送


倉本聰 脚本のドラマHBC制作「日曜劇場」から3作をDVD化
ドラマ界に金字塔を打ち立て続ける日本を代表する脚本家・倉本聰。
今回、数々の名作の中から3作品を厳選。
こころ動かす感動の時間を再びあなたに――――
映像特典として、「倉本聰×是枝裕和特別対談」を収録!
タイトル:日曜劇場「幻の町」「ばんえい」「りんりんと」
仕様:セルDVD2<Disc1全3話収録Disc2特典映像>
発売日:2021年3月24日(水)
価格:6,600円(税込)
収録作品

幻の町
1976年放送

ばんえい
1973年放送

りんりんと
1974年放送
日本を代表する二人の表現者
脚本家・倉本聰氏と映画監督・是枝裕和氏が、北海道の富良野の森で何を語り合ったのか?
HBC制作の倉本聰ドラマとの出会いから是枝裕和監督の「第一歩」が始まった…。
あの時代の「奇跡」とも呼ぶべき傑作ドラマ群
HBCのドラマ群というのは、自らの進路を決定づけただけではなくて少年期のDNAにも深く深く刻まれているのである。
(2017年札幌国際芸術祭 特別冊子より)

対談番組より
是枝裕和
20歳の時に脚本のまねごとを始めたときに、倉本さんの脚本が一番の教科書だった。
これも倉本さん、これも倉本さんだってことに、ここでようやく気がついた。
倉本聰
あの頃のHBCは輝いていましたね。日曜劇場は凄い力を発揮してドラマ界を牽引しましたよね。…僕の人生を変えてくれましたよね。
是枝裕和
HBCのドラマを見ると「風景の中にちゃんと人がいる」と明快にわかる。
「景色の中で人が生きている」のが素晴らしいなと思った。
出演

是枝裕和
1962年に東京で生まれた是枝裕和氏は、テレビドキュメンタリーのディレクターから出発し、1995年『幻の光』で映画監督デビュー。2004年『誰も知らない』で、主演の柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得し話題となった。2013年『そして父になる』は審査員賞、2018年の『万引き家族』はカンヌ国際映画祭で最高賞となるパルム・ドールを受賞し、名実ともに"世界のKOREEDA" となった。
幼き頃からテレビドラマ好きで、日曜9時の日曜劇場を誰よりも楽しみにしていた子どもであったという。是枝氏の映画制作の原点は、テレビドラマにあった。なかでも倉本聰氏のHBCドラマ群は、自らの進路を決定づけただけでなく少年期のDNAにも深く深く刻まれている。

倉本聰
1935年、東京都出身。東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。
1963年に退社後、脚本家として独立。
倉本聰氏が北海道・札幌にやってきたのが1974年。その後1977年富良野に移り住んだ倉本聰氏は、北海道に根差し、1981年には日本のドラマ史に残る名作『北の国から』をスタートさせた。
HBCの日曜劇場枠でも、数多くの脚本を提供しており、町の警察官に扮する大滝秀治主演の『うちのホンカン』シリーズ6作を含め、合計19本ものドラマ脚本を手掛けている。
そこには、『北の国から』の原点があり、北の大地から日本人の生き方を問い続けた倉本聰氏の才能の輝きがある。
ナレーション
