番組審議会だより

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-第708回番組審議会-

開催日時

2025年6月17日(火)15:27~16:40

開催場所

北海道放送 役員会議室

出席の状況

委員総数 8名/出席委員の数 7名

出席委員の氏名 委員長:菅原 亜都子
副委員長:大﨑 雄樹
委員:佐々木 啓
委員:河治 和香(文書出席)
委員:三上 直子
委員:村山 和佳子
委員:元井 麻里子
欠席の委員 委員:世永 茂
会社側の出席 勝田 直樹 代表取締役社長
土門 哲也 常務取締役
清水 收 取締役
藤枝 孝文 コンテンツ制作センター長
山岡 英二 コンテンツ制作センター局長
滝沢 淳一 メディア戦略局長
牧野 秀章 コンプライアンス室長
山﨑 裕侍 番組プロデューサー
三栗谷 皓我 番組ディレクター
佐々木 延彦 メディア戦略局編成部長
磯田 雄大 コンテンツ制作センター報道部長
杉田 和俊 コンテンツ制作センター情報制作部長
加藤 雅章 コンテンツ制作センターアナウンス部長
原島 崇 オーディオビジネス局編成制作部長
吉田 隆志 番組審議会事務局長

審議会の様子

番組審議会の様子(写真)

議題

・テレビ番組『北海道fact』「罪と償い~事件を裁いた先に~」(5月11日(日)15:24~16:24放送)

議事の概要

月次報告

編成部(テレビ番組関連)

視聴率状況、主な単発番組

報道部(報道番組関連)

ギャラクシー賞受賞、地震報道勉強会実施など

編成制作部(ラジオ番組関連)

主なイベント

議題番組に関する委員の主な発言

  • 一般視聴者がニュースで知りえるのは事件とその判決までで、加害者のその後など世の中から忘れ去られていくような事実を知る機会は貴重だと思った。刑務所での更生については、被害者家族の思いや他国の先進事例を知りたくなった。
  • 凶悪犯罪が繰り返されるという負のスパイラルを断ち切るためにも作られるべき番組だと思った。ただ、後半の犯罪加害者の更生に向けた取り組みの描写は呑気な雰囲気があり、それまで見ていた緊迫感がいったん途切れて残念だった。
  • それぞれのパートは大変考えさせられる内容だったが、全体の主たる問いみたいなものをどう考えたらいいか疑問が残った。冒頭の北海道の事件における更生と最後の刑務所の改革の接続がもう少しスムーズだと分かりやすかったと思う。
  • 公共の問題を掘り下げて公共を啓発するというマスコミの持つ大きな役割を果たした番組だと思う。加害者のその後については、番組独自のインタビューがあった一方で、YouTubeで既知の事柄も多く後追い的な印象は否めなかった。
  • 非常に勉強になり、また考えさせられる大事な番組だった。刑務所での更生については、今まで何もしなかったという印象になる番組の作りは少し配慮に欠けるかなとも思ったが、国内外の比較を含めてさらに取材を続けてもらいたい。
  • 刑務所での新たな取り組みについては初めて知る内容だったので勉強になった。制約もあるだろうが受刑者の何人かを継続的に取材して、犯行を繰り返す背景やプログラムを通じての変化などを追うとよりテーマが深まるのではないか。
  • 事件の加害者のその後についてはほとんど報道されることがない中、この番組がそれを取り上げたことは事件報道のもう一つの切り口を見せられたような思いだった。ただ問題が多岐にわたり過ぎ、見終わった後は頭の中が雑然とした。
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