半﨑美子のハンザキラジオ

半﨑美子のハンザキラジオ

2024年4月28日(日)放送レポート

春ですねぇ。ハンザキラジオにはお花の写真と共にお便りをくださるリスナーの方がとても多いです。花好きな方が多いんですね。半﨑さんも一緒です。

★新潟県・ラジオネーム:ネオシトロンさん
「桜は葉桜ですがチュウリップが綺麗ですよ。私の家ではベランダにネモフィラが咲いてます」

半﨑さんは「今ベランダでネモフィラが咲いています。水色の小さな花の束、愛らしいですよね。そしてまさにチューリップも咲いております。湧別町でいただいたチューリップの球根が順番に咲いてくれているんです。今赤いチューリップがちょうど咲いているんですけれど、同時に球根を植えたんですけれど、みんなそれぞれのペースで咲いて散っていっているんです。5月1日から“ゆうべつチューリップフェア2024”開幕ですけれども、あれだけの200品種70万本のチューリップたちが、どうやったらあんなに一斉に愛らしく咲くのだろうというその秘密が知りたいななんて思いながらいました」
ということでいよいよ5/1から「ゆうべつチューリップフェア2024」が開幕します!5/19(日)には半﨑さんのミニライブもありますのでぜひ足をお運びくださいね。

先日石川県能登半島へ行って、歌や義援金をお届けしてきたという半﨑さん。
「さだまさしさん、泉谷しげるさん、相川七瀬さん、薬師寺の皆様、東大寺の皆様と一緒に回ってまいりました。今年3月に金沢でコンサートをしたとき、昨年3月11日に能登半島の珠洲でコンサートをした日のこと、父のルーツである能登への思い、そして必ずまた歌いに行くという思いのもとに、能登の象徴でもある見附島の歌を作って歌いました。あれからこんなに早く訪れる機会をいただけるとは思っていなかったんですけれど、薬師寺の皆様、そしてさだまさしさんが設立した“風に立つライオン基金”のスタッフの皆様のおかげで、珠洲神社、能登町、穴水町、中能登町と巡ることができました。金沢から珠洲まで約3時間。そこから各地への移動で約1時間ずつぐらいなので、たくさんの場所を回ろうとすると各地でそんなに滞在できる時間がないんです。けれども可能な限り巡りたいという思いで、歌を届けて、お気持ちをお渡しするという時間を持つことができました。尊敬する大先輩のアーティストの皆様と一緒にマイクロバスに乗って、まだまだでこぼこの陥没しているような道に車が上下するのを一緒に驚いたり、窓の外の風景に言葉を失ったり、菜の花やこぶし、桜が満開の道のりに里の春の美しさを感じたりしながら。薬師寺の執事長でもある大谷徹奘さんやさださんが一番前の席でバスガイドさんのように先導してくださったり、場を繋いでくださったり。泉谷さんはご高齢だからっていうことで、バス3時間の道中を心配してさださんの風に立つライオン基金のワゴン車の方に乗ってもらって、というふうにさださんが配慮されて、本当に頭が下がるばかりでした。泉谷さんもわざわざバスの方に一度顔を出してくださって、“俺はうるさいから隔離される。みんなごめんな。現地で。”みたいな感じで、足も悪く杖が手放せない体でわざわざ顔を出してくださったり。今回最初に訪れたのが能登半島の最北に位置する珠洲神社。日本海側一帯の守護神とも言われている珠洲神社ですけれども、地震で倒壊した灯篭もまだそのまんまの状態でした。けれど地震発生当時、元日でしたので境内に多くの参拝者がいらっしゃったにもかかわらず、けが人が1人も出なかったという。それは本当に救いですし、防災の面でも、人の繋がりや祈り・集う場所としても地域の皆さんの精神的な支えとしても、神社の果たす役割の大きさを感じました。奉納を終えた後に拝殿の前には既に300人ほどの皆様がお待ちだったんです。順番とか曲も何も決まってない状態で、袖のところでさださんが“まず僕が出て司会をして1曲歌うから、前座として”、なんていうことを大尊敬するアーティストのさださんがおっしゃってくださって。それから私、相川さん、そして泉谷さんが出て最後にさださんが再び登場して歌うという形にしてくださったんです。さださんが一曲歌った後に私を紹介してくださって“種”を歌ったんですけど、そうしたらさださんが“もう1曲”というふうに言ってくださって、そのまま“明日を拓こう”を歌わせていただきました。その後相川七瀬さんの“夢見る少女じゃいられない”で皆さん大盛り上がりで、当時から変わらないパワフルな歌声で披露してくださったんですけれど。その後の泉谷さん、以前米フェスでご一緒したときも震えましたけれど、あのエネルギー・パワー。75歳でですよ。あの泉谷さんが歌う“春夏秋冬”は涙が出ますね。♪今日ですべてが終わるさ 今日ですべてが変わる 今日ですべてがむくわれる 今日ですべてが始まるさ♪泉谷さんの歌の中での語りと叫びっていうのが、叫びたくても叫べない人の心の内を、その思いや言葉の通路を泉谷さんが作ってくれているようで、みんなの声が聞こえた気がしたんです。せめて今日、今日を自分の今日にしようっていうふうに絞り出すように歌って語って。その後にさださんが登場して、泉谷さんとの漫談のような掛け合いがあって、そこでまた笑って歌声で泣いてという。さださんは“我々は本当の意味で痛みを理解することはできないけれど、一緒に泣くことぐらいはできるので”というふうにおっしゃって、“北の国から”そして“案山子”を歌ってくれたんですけれど、その歌声の優しいこと。さださんの歌はCDだけでなく、コンサート会場、そしてフェスでも何度も聞いていますし、“なまさだ”に出演させていただいたときも間近で聞かせていただきました。けれど能登で聞く佐田さんの歌は柔らかな毛布に包まれているような、自然と涙が溢れてくるような歌でした」と語りました。

<コンサート情報>
5/11(土)13:00~イオンモール旭川西「半﨑美子ミニライブ&サイン会」観覧無料
5/19(日)13:15~チューリップ公園「ゆうべつチューリップフェア2024」半﨑美子トーク&ミニライブ

ON AIR曲

M1「案山子」/さだまさし
M2「明日を拓こう」/半﨑美子

♪教科書の名曲を歌おう!目指せ教科書掲載への道!

自分の曲が自分よりも長生きする事、音楽の教科書に載ることが一つの夢の半﨑さん。
子供の頃に教科書に載っていた曲、歌っていた曲、思い出の曲・・・。リクエストをメッセージとともに募集。弾き語りでお届けします

♪私の〇〇(ホニャララ)

毎週テーマを設けてメッセージを募集します。〇〇にはその時々の言葉が入ります。
例えば「私の天然なところ」とか「私の恥ずかしい過去」などなど。なんとそれを五十音順にやっていきます!

「突撃ハンザキ」・「あなたのうた弁」・「朗読コーナー」にもメッセージお待ちしています!

X公式アカウント:@hanzaki_1287

あなたからのメッセージ・リクエスト大募集中です!

はがき:〒060-8501 HBCラジオ「ハンザキラジオ」

メール:han@hbc.co.jp

FAX:011-232-1287

いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。番組でご紹介できるのはその一部なのですが、半﨑さんはすべてに目を通しておりますので、あなたの想いを、これからもぜひ半﨑さんに伝えてください。

北海道出身のシンガーソングライター。大学在学中に音楽に目覚め、中退し上京。パン屋さんに住み込みで働きながら曲を書き続け、一度も事務所やレーベルに所属することなく個人で全国のショッピングモールを回り、歌を届けた。そこで出会った人々の人生に触れ、涙に触れて生まれた歌は数々のメディアに取り上げられ、「ショッピングモールの歌姫」と話題に。17年の下積みを経て2017年4月にメジャーデビュー。NHK みんなのうた「お弁当はこのうた~あなたへのお手紙~」や「サクラ~卒業できなかった君へ~」を収録した「うた弁」がロングヒット。同年11月、第50回日本有線大賞新人賞を受賞。2018年、MBS/TBS「情熱大陸」で半﨑美子の生き方や学校訪問の様子が放送され反響を呼ぶ。同年11月には東京国際フォーラムホールAでの集大成コンサートを成功させた。天童よしみさんへの楽曲提供で話題となった「大阪恋時雨」、北海道初の公立夜間中学校の校歌制作や、「明日への序奏」・「地球へ」が教育芸術社より発売の、小・中学生の音楽教材に掲載されるなど、楽曲提供や学校公演など活動は多岐にわたる。2023年8月「うた弁4 you 」を発売。長年の夢が叶い、小学校の音楽の教科書に「地球へ」の掲載が決定した。

半﨑美子オフィシャルWEB:https://hanzakiyoshiko.com/