-第683回番組審議会-
開催日時
2022年12月6日(火)16:03~17:33
開催場所
北海道放送 AB会議室
出席の状況
委員総数 8名/出席委員の数 8名
出席委員の氏名 | 委員長:𢎭 和順 副委員長:安部 真弥 委員:村上 彩子 委員:小山内 誠 委員:緒方 恵美 委員:原田 憲朗 委員:田尻 忠三 委員:赤木 国香 |
会社側の出席 | 勝田 直樹 代表取締役社長 伊藤弘二 常務取締役 土門 哲也 常務取締役 小玉 満 オーディオビジネス局長 長嶋 潤二 メディア戦略局長 羽二 生渉 報道・スポーツ担当局長 藤枝 孝文 情報制作担当局長 吉田 隆志 コンプライアンス室長 |
メディア戦略局 | 吉田 智彦 編成部長 |
メディア戦略局 | 牧野 秀章 アナウンス部長 |
コンテンツ制作センター | 磯田 雄大 報道部長 |
コンテンツ制作センター | 山岡 英二 情報制作部長 |
オーディオビジネス局 | 田村 隆行 編成制作部長 |
コンプライアンス室 | 市川 弘之 番組審議会事務局長 |
審議会の様子
議題
「2022年 HBCテレビ・ラジオの放送全般について」
議事の概要
月次報告
編成部(テレビ番組関連)
視聴率、12月の主な単発番組
報道部(報道番組関連)
書籍「ヤジと民主主義」出版、ドキュメンタリー番組の制作、『NEWS DIG』について
編成業務部(ラジオ番組関連)
イベント、特別番組
委員の主な発言
- 旭川のいじめ問題と、性同一性の問題について今年は深く考えさせられた。その中で6月審議会の「心の生」には関心を持って取り組んだが、後に届けられた視聴者からの反応に、価値観の違う人を受け入れること、気付きを与えてくれた取材に対する感謝の声があり、視聴者にも強く影響を与えたのだなと感じた。
- 創立70周年を記念して制作されたDVDを視聴したが、開局以降の、耳にしたことはあっても見たことのない映像も多く、感慨深かった。今後も地域に根差した必要な情報を発信するとともに、さまざまな課題に対して独自の切り口から問題を提起いただくような番組制作をお願いしたい。
- HBCに限らず民放全体に言えることだが、メインMCをベテラン男性が担い、若い女性アナウンサーが補助的な位置付けという番組をまだ見受ける。視聴者に性別役割分担を意図せず刷り込んでしまう危惧があるので、長期的なプランを持って、看板キャスターとなる女性を育成してもらいたい。
- テレビ離れが言われ、世帯揃ってテレビを見る風潮がなくなって放送局もいろいろ工夫を重ね対応していると思うが、視聴者に選択肢が数多くある中で、「ジンギス談!」のようなバラエティーの制作、かつての「日曜劇場」のようにドラマの制作を頑張って、ローカル局発信番組の充実を図って欲しい。
- HBCと言えばこれ、というイメージが見当たらない。審議で取り上げられた硬派な番組は確かに素晴らしいものばかりだったが、テレビに娯楽を求める自分がそれらを家で選択するかどうかはまず疑問であるし、そういう視聴者を振り向かせようという愚直な努力が足りないように感じられる。
- 審議で見たバラエティー番組、情報番組はどれも北海道らしさがあって道民として楽しめる内容で、個人的には北海道らしい観光情報のある番組がもっと見たい。とはいえそのような番組の存在も現役世代にはなかなか目につかず、やはりネットを活用して、いろいろな世代に番組情報が届くようすると良いと思う。
- 個人としてローカル放送局の存在意義には懐疑的だったが、番組審議を通して認識を改めた。高く評価できるドキュメンタリーなどを目にしたからだが、世代によっては情報を得るソースが違う、テレビとの付き合い方が違うので、ウェブなどを使った多様性のある情報の発信ということも今後は期待したい。
- 番組がネットのアーカイブに残っていなくて残念に思うことがある。我々はもはやネット検索からの動画視聴に頼るようになっていて、短期間で消えてしまう制限がなければ、たとえばHBCのSDGs企画はアーカイブがかなり見られるが、現場でも紹介することができて次のテレビ視聴につなげられるものと思う。