卓田の「これ聴いてみればいいっしょ」バックナンバー

2018年12月

12月23日の1曲

「いくつもの星が流れ」西城秀樹(1993年)

卓田のひとこと

今年5月16日に63歳で亡くなった西城秀樹さん。これまでも「私は西城秀樹フリークです」と何度も言ってきましたが、今年最後のこのコーナーでも追悼の意を込めて、「HIDEKIベストヒット・メドレー DJタックタースペシャルMIXスペシャルバージョン」をお届けするなど、スペシャルバージョンでお送りしました。
この曲がリリースされた1993年当時、帯広放送局勤務だった私は、本人に電話インタビューをさせていただき、感激したのを覚えています。西城さんはつい最近までコンサートでこの曲を歌い、去年のコンサートでも「今、いちばん大切な曲です」と言って歌っていました。

12月16日の1曲

「闘牛士」Char(1978年)

卓田のひとこと

この曲がリリースされた頃、私は胸膜炎という病気になり入院。小学校の卒業式と中学校の入学式にも出られず、楽しみと言えば当時買って貰ったラテカセ(ラジカセに5型の小さなテレビが付いたもの)で、当時放送を開始したばかりの「ザ・ベストテン」を見ること。消灯時間の9時に寝たフリをし、ナースがいなくなった後に布団の中でこっそり「ベストテン」を見た。その時にランクインしていたのがこの曲で、他の歌謡曲の出演者とは違う「アーティスト」という感じがしてカッコ良かった。

12月9日の1曲

「大丈夫」斉藤和義(2012年)

卓田のひとこと

斉藤和義さんは私と同じ1966年生まれの52歳(学年は私が1つ上)。最初に注目したのは、帯広局時代の1994年。この年リリースの「歩いて帰ろう」の口ずさみたくなるメロディがとても気に入り「今週の推薦曲」に選んだのが最初でした。
いつかライブに行ってみたいと思いながら月日は流れ、ついに今年5月13日ニトリ文化ホールでのライブへ。歌ってる時はセクシーでカッコいいが、MCは一転して肩の力の抜けた自然体のトークで、時に下ネタも交えながら、爆笑というよりクスクス笑い声があちこちから聞こえる感じの面白さ。飾らない、飄々とした彼の魅力がたっぷり出ていました。
何かと忙しいこの季節、追い込まれている(?)あなたに届けたい1曲です。

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