半﨑美子のハンザキラジオ

半﨑美子のハンザキラジオ

2025年11月23日(日)放送レポート

第398回の放送をお聴きいただきありがとうございました。(・・・ということは12/7の放送が400回目!?わ!マズイ!忘れてた!何かしなければ!考えますのでお待ちください!)
先週も大忙しな半﨑さんでした。名古屋→大阪→山口→愛知→東京✈びゅーん。
コロナ禍でHBCへ来ていただいて録音することが難しくなり、超簡単な台本を書いて半﨑さんへ送り、半﨑さんが東京の自宅他でこっそりひっそり一人で暗い部屋の中、ケータイのボイスメモで録音して後日メールで送ってもらう、というスタイルが日常となったハンザキラジオですが、その超簡単な台本のオープニングトークが楽しみという方もいるようです。

―半﨑さん
「なんか台本に、“この1週間であったプチ失敗・プチ失態・落とし物・なくし物は?”と書いてあるんですけどこれは何でしょうか?あたかも1週間の中で私が必ず何かをしでかすという前提で書いておられますね…?もちろんやってます。この四つ全部。1週間もあればね。それだけで30分話せますよ?まずは携帯2回なくしました。大阪公演の後と名古屋公演の後。でもすごいのが両方を見つかってるんです。スーツケースに入ってたんですよ。何がすごいのかもよくわかんないんですけどね笑。大阪のあと山口県へすぐ移動だったんです。そして名古屋公演の後は最終に乗らないと東京に戻れないギリギリということで、両日終演後とにかく楽屋のあらゆるものをスーツケースの中に放り込んで会場を出たんです。で車の中で携帯がない、ってなって・・・。よく誰かが鳴らしてくれて探すみたいなパターンもあると思うんですけど、私の場合、音が鳴らない。ブルブルっていう振動がある設定にもなってないので意味がないんですよ鳴らしても。なので普段も電話もメールも気づかないんですけどね。消音モードなんで結局見つからずで。その後、スーツケースの中の衣装に紛れて出てきましたっていう・・・。プチ失態で言うと、まずリュックの中が水浸しになりまして。それはペットボトルの蓋が閉まっていなかったときによく起こるタイプの浸水。手帳がフニャフニャになってしまったことと、持ち歩いているお手紙たちが水で濡れてしまったこと。それがすごく残念で・・・。お手紙は乾かして文字が多少にじみましたけど大丈夫でした。申し訳ないです。手帳はもうこの時期だったので新しいのを買いました。2026年用に。皆さんは手帳はもう買いましたか。スケジュールはパソコンとかスマホで管理してる方も多いのかなと思うんですけど、私はアナログ派で断然手帳派でございます。手帳を新調して、最初に書いたスケジュールってすごく丁寧に書いてるんですけど、大体4月ぐらいから乱筆といいましょうか、雑になってきていて、10月ぐらいからもう殴り書きみたいになって、何書いているかわからないんですけど。2026年こそは最後まで丁寧にという気持ちで、ありがたい予定を書き込んでいきたいと思います。」と話しました。
ケータイ探している姿とか、水が漏れて焦っている姿、と~っても想像できますね笑

さて今回、半﨑さんが初めて行った山口県岩国市の久我町。倉掛城まつりで歌を届けてきましたが、役場の方が半﨑さんの曲に出会った時のことをお手紙に綴ってくださったそうです。
―「2017年に血圧の薬をもらいに行った病院でたまたま受けた血液検査。その2日後に急性骨髄性白血病と告げられて頭が真っ白に。高齢の母に病気のことを伝えたとき自分のことのように号泣していました。朝目が覚めて夢であって欲しいと願っても、管に繋がった自分の姿を見て涙が止まりませんでした。苦しくつらい病院生活の中、無菌室でたまたまYouTubeでサクラ~卒業できなかった君へ~に出会って、この曲を何度も何度も聞きました。移植が成功しないと来年の桜を見ることができない。もう一度桜を見たい。四季を思いっ切り感じたい。外で太陽の光を浴びたい。母より先に死ぬわけにはいかない。生きたい。そう強く思うことができたのは、この曲と出会ったから。この曲を聴くと今でも8ヶ月の闘病生活や同じ病気で亡くなった戦友さんのことを思い出す。生きるということは当たり前のことではないということを思いながら、これからも大切に人生を歩んでいきたいと思います。移植の後遺症で涙を流すことができなくなってしまったのに、8月に母が他界し、母を見送る際、葬儀場で流れた「母へ」を聞いて涙が流れました。姉には骨髄を、半﨑さんには生きる力をいただきました。あの日から8年後にこうして一緒にお仕事ができる日が来るなんて夢のような2日間でした。本当に久我にお越しいただきありがとうございました。」

―半﨑さん
「あれから病を乗り越えて生き抜いて今日という日を過ごしていること過ごせていること、そのことへの感謝の思いであると感じて、こうして出会えたことへの奇跡をかみしめました。そしてこの歌はもう会えなくなった大切な人、心の中で生きる大切な人へ想いを贈る歌というだけでなくて、来年の桜を見たいと、必ず見ようと病の中で一筋の希望を咲かせるようなそんな歌にもなっていたこと。森永卓郎さんが願い歌ってくれたこの歌にまた一つ想いが重なりました。」

<えがおのバトンプロジェクト>
半﨑さんがアンバサダーを務めるイオン北海道さんとHBCの共同プロジェクト。北海道の皆さんの笑顔を集めて、北海道の子供たちの未来の笑顔に繋げていく。一つの笑顔が北海道の子供食堂1食分に繋がります。皆さんのえがおフォト、えがおエピソードをお送りください。イオン北海道のiAEONアプリから応募いただいた方の中から抽選で道産食品詰め合わせセットを30名様に、12/26(金)に開催するイオンモール札幌平岡での閉店後のミニライブに30組60名様をご招待。詳しくはイオン北海道さんのホームページをぜひご覧ください。

<北海道で半﨑さんに会える!>
11/30(日)令和7年度 札幌市障害者週間記念事業「カナモトホールで会いましょう!」
観覧無料/要申し込み
問:札幌市身体障害者福祉協会 011-641-8853

<半﨑美子コンサートツアー2025~人生案内と私~vol.2>
12/2(火)札幌 カナモトホール

ON AIR曲
M1「こうたの空」/半﨑美子(愛知県幸田町 町村合併70周年記念ソング)
M2「サクラ~卒業できなかった君へ~」/半﨑美子

♪私の〇〇(ホニャララ)

毎週テーマを設けてメッセージを募集します。〇〇にはその時々の言葉が入ります。
例えば「私の天然なところ」とか「私の恥ずかしい過去」などなど。なんとそれを五十音順にやっていきます!

「突撃ハンザキ」・「あなたのうた弁」・「朗読コーナー」にもメッセージお待ちしています!

X公式アカウント:@hanzaki_1287

あなたからのメッセージ・リクエスト大募集中です!

はがき:〒060-8501 HBCラジオ「ハンザキラジオ」

メール:han@hbc.co.jp

FAX:011-232-1287

いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。番組でご紹介できるのはその一部なのですが、半﨑さんはすべてに目を通しておりますので、あなたの想いを、これからもぜひ半﨑さんに伝えてください。

北海道出身のシンガーソングライター。大学在学中に音楽に目覚め、中退し上京。パン屋さんに住み込みで働きながら曲を書き続け、一度も事務所やレーベルに所属することなく個人で全国のショッピングモールを回り、歌を届けた。そこで出会った人々の人生に触れ、涙に触れて生まれた歌は数々のメディアに取り上げられ、「ショッピングモールの歌姫」と話題に。17年の下積みを経て2017年4月にメジャーデビュー。NHK みんなのうた「お弁当はこのうた~あなたへのお手紙~」や「サクラ~卒業できなかった君へ~」を収録した「うた弁」がロングヒット。同年11月、第50回日本有線大賞新人賞を受賞。2018年、MBS/TBS「情熱大陸」で半﨑美子の生き方や学校訪問の様子が放送され反響を呼ぶ。同年11月には東京国際フォーラムホールAでの集大成コンサートを成功させた。天童よしみさんへの楽曲提供で話題となった「大阪恋時雨」、北海道初の公立夜間中学校の校歌制作や、「明日への序奏」・「地球へ」が教育芸術社より発売の、小・中学生の音楽教材に掲載されるなど、楽曲提供や学校公演など活動は多岐にわたる。2023年8月「うた弁4 you 」を発売。長年の夢が叶い、小学校の音楽の教科書に「地球へ」の掲載が決定した。

半﨑美子オフィシャルWEB:https://hanzakiyoshiko.com/