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無人スイーツ店が3か月間に2度窃盗被害「すいませーん」人がいないことを確認しバールのようなものでレジ破壊…同一犯か 店はキャッシュレスに変更

2025年05月07日(水) 19時51分 更新

わずか3か月の間に…。札幌市にある無人のスイーツ販売店に再び窃盗犯が現れ、現金の入ったレジごと持ち去っていきました。

今回も防犯カメラが一部始終を記録していました。

札幌市豊平区にある無人のスイーツ販売店です。窃盗犯が現れたのは4月21日未明のことでした。


「すいませーん。すいませーん」



人がいないことを確認しているのでしょうか。

店内をうろうろした後、商品を持たず、レジの前に立ちました。

そして、次の瞬間でした。

レジを固定していたカバーをバールのようなもので壊し、現金の入ったレジを持ち込んだバッグに押し込み、店をあとにしました。



店に入ってからおよそ1分45秒の犯行でした。

30万円相当のレジには現金が6万7000円入っていたということです。



オーナー
「2回目(の被害)で1回目の事件も犯人が捕まってないので『またか』と。怒りが大きい」

被害にあったのは、札幌市豊平区の国道453号、通称「平岸街道」沿いにある「いつでもスイーツ札幌店」です。





入り口は国道に面していて外からの見通しは悪くないように思われますが、実はこの店、2月にも同じような被害にあっていました。

2月の時の犯行の様子です。

この時は、現金およそ13万円が入ったレジが持ち去られていました。



先月と2月の映像を比べると、犯人の身長や体格は似ているように見えます。

去年11月のオープンから2回目の窃盗被害。

店は、事件後支払いをキャッシュレスのみにしました。



オーナー
「警報機つけたり、(レジが)動かないよう固定したり柵でレジを囲ってみたりしたが、今回はバールで簡単に壊されてしまった」



警察は、2つの事件について同じ人物による犯行の可能性があるとみて捜査を続けています。

北海道ニュース24