「利益を現金化するためには…」20代男性が約315万円相当の暗号資産をだまし取られる 暗号資産取引所を装った詐欺サイトに登録⇒運営者を名乗る男から連絡
2025年06月27日(金) 17時40分 更新

暗号資産取引所を装った詐欺サイトで、「利益を現金化するためには個人サーバーを作成する必要があるなど」と持ち掛けられ、北海道旭川市に住む20代の男性が約315万円相当の暗号資産を騙し取られました。
詐欺被害に遭ったのは、旭川市に住む20代の男性です。
男性は4月14日ごろ、暗号資産取引所を装った詐欺サイトに会員登録し、チャート上で利益が出ているものと見せかけられたうえで、運営者を名乗る男から「利益を現金化するためには、個人サーバーを作成する必要があり、指定されたアドレスに暗号資産を送金する必要がある」などと要求されました。
警察によりますと、男性は4月25日から5月1日までの間に、6回に渡って約315万円相当の暗号資産を男に送金し、だまし取られたということです。
男性は、送金後、利益が現金化されないことを不審に思い、6月25日に警察に相談したことで詐欺事件が発覚しました。
警察は、SNS型投資詐欺事件として、捜査を進めるとともに、詐欺を疑ったら相談専用電話「#9110」に連絡するよう呼びかけています。