26歳男性がクマに襲われ死亡した北海道知床半島 観光にも影「自然のことだから仕方がない」男性の死因は全身外傷による失血と判明
2025年08月16日(土) 18時27分 更新
14日北海道知床半島の羅臼岳で男性がクマに襲われ死亡した事故で、観光にも影響が出ています。
片山侑樹記者
「事故から2日経った羅臼岳が望める知床峠に来ています。連休でいつもより多くの観光客で賑わっています」
羅臼岳では14日、東京から登山に来ていた曽田圭亮さん26歳がクマに襲われました。
曽田さんは15日死亡が確認され、死因は全身の外傷による失血でした。
事故を受けて閉鎖されていた観光名所の知床五湖やカムイワッカ湯の滝は、17日再開予定です。
・観光客
「(クマとの)距離感を間違えたら怖い」
「自然のことだから仕方ない、また機会があったら」
道総研は、現場付近で駆除されたクマのDNAを分析し、曽田さんを襲った個体かどうか調べることにしています。