“キッズドクター”が高齢者を診察 「筋肉の量がちょっと少ないかも…」本物の医療器具で骨密度などを計測 札幌西円山病院
2025年07月29日(火) 16時16分 更新
将来、子どもたちがなりたい人気の職業「医師」の仕事を体験するイベントがありました。
札幌市中央区にある札幌西円山病院です。
医療器具の使い方を聞くのは、札幌市の円山西町児童会館の小学生たち。
29日は「キッズドクター」として実際に患者を診察します。
キッズドクター
「患者さんと合うところが、緊張している」
子どもたちは白衣を着てさっそく診察へ。
「患者役」は、ケアハウスに入居している元気な高齢者たちが買ってでてくれました。
イベントを企画した札幌西円山病院は、高齢者が多く通うリハビリテーション病院です。
札幌西円山病院 加藤彩芳さん
「そこに住んでいる子どもたちがせっかく病院や施設が近くにあるので、もっと病院を知ってもらえたり、施設をもっと知ってもらう機会にしたい」
「キッズドクター」は、本物の医療器具を使い、患者の握力測定や骨密度、血圧などを測ります。
キッズドクター
「筋肉の量がちょっと少ないかもしれません。なので、睡眠をとったり、運動をしたり、栄養をとったりすることが大切です」
高齢者
「すごいよ、立派だよ、先生だもん」
キッズドクター
「大変な作業を毎日していて、大変だし、すごいなと思った」
医療の大切さを体験した「キッズドクター」たち。
北海道の医療を支える本物のドクターがここから誕生するかもしれません。