中学校のグラウンドにヒグマの足跡 幅15センチほど 通学時間に合わせて警察などが登校見守り 北海道愛別町
2025年07月01日(火) 10時28分 更新

6月30日、北海道愛別町の中学校で、グラウンドでヒグマの足跡が見つかりました。
再びクマが出没する可能性もあることから、警察などが1日朝の通学時間に合わせてパトロールを行っていて、子どもたちの登校を見守っています。
クマの足跡が見つかったのは愛別町中心部にある愛別中学校のグラウンドです。
警察によりますと、30日午前8時45分ごろ、学校の職員がクマの足跡を発見したと役場から通報がありました。
通報を受け、現場に警察が駆けつけましたが、クマの姿はありませんでした。
クマの足跡は幅15センチほどで、これまでに、クマによる被害は確認されていません。
足跡が見つかったことを受け、中学校では30日屋外での授業を中止したほか、部活動を取りやめたということです。
1日は、中学校は通常通り授業を実施することにしていて、町や警察などが、早朝、通学時間に合わせて中学校周辺のパトロールを行っていて、子どもたちの登校を見守っています。
愛別町では、6月21日からクマの目撃情報が相次いでいて、警察は今週金曜まで役場やハンターらとパトロールを強化することにしています。