海保、気象台などが火山観測訓練 有珠山や十勝岳など5つの活火山で異常が発生したことを想定 火口の様子や噴煙の有無を確認
2025年07月24日(木) 08時55分 更新
火山活動の異常に備え、海上保安庁と気象台などが、活火山を空から観測する訓練を行いました。
23日行われたのは、有珠山や十勝岳など5つの活火山で火山活動に異常が発生したことを想定し、航空機で、火口の様子や噴煙の有無を確認する訓練です。
訓練には第1管区海上保安本部と札幌管区気象台、北海道の3機関が参加しました。
札幌管区気象台気象防災部 永澤幸 火山調査官
「どの山に関しても特に問題は無かった」
第1管区海上保安本部環境防災課 齊藤雅 課長
「道民の皆様に安心安全を運ぶため、全力をもって対応できるよう連携を深めたい」
1管本部と札幌気象台は、2005年に火山防災の連携協定を結んでいて、今回の訓練はその一環として実施されました。