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4年前に地元学芸員が捕獲したヤツメウナギが新種と判明 尾びれの丸みが特徴の「ウチワスナヤツメ」石狩川水系でしか確認されず 北海道美幌町の博物館で展示

2025年06月05日(木) 15時56分 更新

元気よく泳ぐのは、道内で見つかった新種のヤツメウナギ。

生きた状態でみられるのは世界でここだけです。



北海道美幌町の博物館で展示されている新種の「ウチワスナヤツメ」。

その名の通り、尾びれの先が団扇のように丸みを帯びているのが特徴です。



美幌博物館の学芸員、町田善康さんが4年前に初めて、札幌近郊の石狩川水系で捕獲し、2024年12月に新種として登録されました。

展示されているのは、5月に町田さんが捕獲した1匹です。

美幌博物館の学芸員・町田善康さん
「自分の採った魚が新種に登録されたときは、すごく嬉しかったですね」



「ウチワスナヤツメ」は、石狩川水系でしか見つかっておらず詳しい生態はまだ分かっていません。



謎多き「ウチワスナヤツメ」は美幌博物館で29日まで見られます。

北海道ニュース24