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【参議院選挙】候補者たちの訴え③立憲勝部氏「食料品の消費税0%」れいわ野村氏「消費税の廃止」参政田中氏「日本人ファースト」諸派後藤氏「公共放送は本来無料」

2025年07月15日(火) 19時29分 更新

 12人が立候補する参院選北海道選挙区。HBCでは、3回にわたって候補者を紹介します。

今回は立憲民主党の現職、勝部賢志氏(65)。れいわ新選組の新人、野村パターソン和孝氏(40)。参政党の新人、田中義人氏(53)。諸派でNHK党の新人、後藤朋子氏(55)です。

■立憲民主党・現職 勝部賢志氏

自民党政治を、厳しく批判する立憲民主党の勝部賢志氏。



立憲 勝部賢志氏
「(自民党は)消費税を守り抜くと言いました。まさに、ふざけるなです」

小学4年生から大学まで野球一筋。打順はいつも一番でした。

19年間、小学校で教壇に立った経験を生かし、街頭演説でも、授業のような「わかりやすさ」を売りに物価高対策を訴えます。

立憲 勝部賢志氏
「食料品の消費税をゼロ%、そして今、暫定税率です。コメの値段が上がっているので食卓1人様あたり給付金を2万円」

教育問題や労働者の待遇改善にも力がこもります。

立憲 勝部賢志氏
「卒業するときに『あなた方の未来は明るい』と社会に送り出しました。けれどもいま、本当に夢を実現できる社会なのか、明るい未来が待っているのか」

70万票での当選を目指す勝部氏。

前回の選挙よりも20万票上積みするという高いハードルに挑みます。


■れいわ新選組・新人 野村パターソン和孝氏

過去にはCDデビューもしたシンガーソングライターで元旭川市議のれいわ新選組、野村パターソン和孝氏です。



アメリカへの音楽留学の後、ニュージーランドに移住し妻のアミリアさんと結婚。

夫婦の名字を合わせた「野村パターソン」を名乗っています。

自身の体験から、多様な人びとが輝ける文化振興やマチの活性化を目指し、政治の世界に足を踏み入れました。

れいわ 野村パターソン和孝氏
「真っ先に平等性と速報性を持って行えることこそが消費税の廃止です」

支部組織を作らずネットを通じて集まったボランティアに支えられながらの手作り選挙。

消費税の廃止と国による積極財政を訴えます。


■参政党・新人 田中義人氏

先月開かれた参政党の政治資金パーティー。



田中義人氏は党の勢いをすでに感じていました。

参政 田中義人氏
「日本を大事にしようとか、日本を取り戻そうとか、そういったことを言っていると、賛同してくれる人が増えている。参政党に風が吹いている証拠だと思います」

キャッチコピーは「日本人ファースト」。

外国資本による土地の買収や移民の受け入れに制限をかけると主張します。

「1、2、参政党ー」

9日には党の神谷代表が応援に駆け付け、多くの支持者を集めました。

北海道選挙区で初の議席獲得を目指します。


■諸派 NHK党・新人 後藤朋子氏

NHK札幌放送局の目の前で第一声を発したのは、諸派でNHK党の後藤朋子氏。



諸派(NHK党) 後藤朋子氏
「はいせーの、ご一緒にNHKをぶっこわす。確かにNHKたくさん素晴らしい番組を作っていると思います。ですが、公共放送というのは本来無料です」

SNSを中心に、看板政策の「NHK改革」や、移民規制を訴えます。


◇北海道選挙区には、このほか以下の8人が立候補しています。

■自由民主党・現職 高橋はるみ氏(71)
■日本保守党・新人 小野寺秀氏(61)
■日本共産党・新人 宮内史織氏(33)
■自由民主党・現職 岩本剛人氏(60)
■チームみらい・新人 稲原宗能氏(36)
■国民民主党・新人 鈴木雅貴氏(33)
■日本維新の会・新人 オカダ美輪子(45)
■日本改革党・新人 高杉保次氏(56)

北海道ニュース24