釧路湿原周辺のメガソーラー建設計画 釧路市教委「原状回復を求めることができる」文化庁の見解を記し再調査を要望、事業者は工事継続の意向
2025年08月28日(木) 17時48分 更新
釧路湿原周辺でのメガソーラー建設計画を巡り、釧路市教育委員会が「原状回復を求めることができる」とする文化庁の見解を記した要請書を事業者へ郵送しました。
しかし事業者は、工事を続けると主張しています。
釧路湿原の周辺では大阪府の「日本エコロジー」が、北海道釧路市北斗の民有地に約6600枚の太陽光パネルを設置する計画を進めています。
しかし建設予定地の近くには、国の特別天然記念物のタンチョウや国の天然記念物のオジロワシなどが生息し、環境調査が不十分だとして北海道の釧路市教委は文化財保護法に基づき文化庁に意見書を提出。
文化庁は、「タンチョウなどへの影響が軽微ではない場合に原状回復を求めることができる」などの見解を示しました。
これを受け釧路市教委はその見解を明記したうえで再調査などを求める要請書を日本エコロジーに郵送していました。
釧路市によりますと要請書は28日午前に事業者に届いたということで日本エコロジーはHBCの取材に対し、「必要だと言われた調査は済んでいる。工事は中止できない」として工事を続ける考えを明らかにしました。
工事が進めばメガソーラーは年内にも完成する計画です。