約200種の花の季節を迎える準備 北海道・小清水原生花園で「火入れ」実施 枯れ草を焼き、花の成長を促す 見頃は6月中旬以降
2025年05月08日(木) 17時48分 更新
花の名所、小清水原生花園では、花の季節を迎える前に枯草を燃やす「火入れ」が行われました。
8日朝早く、北海道のオホーツク海側の小清水町にある小清水原生花園では、枯れ草に火が付けられました。
「火入れ」と呼ばれる作業で、日光をさえぎる枯れ草を焼き払い、花の成長を促すものです。
毎年この時期、町や振興局の職員らの手で周辺に延焼しないよう、慎重に行なわれています。
火入れの参加者
「きれいな花が咲いてもらって、観光や地元の人に楽しんでもらえたら」
小清水原生花園は、エゾキスゲやハマナス、クロユリなど野生の花200種が咲き乱れる花の名所で、例年6月中旬から7月下旬にかけて見頃を迎え、多くの観光客が訪れます。