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部下を蹴ったり、上司に暴言を吐いたり…1等陸曹に対し停職3日の懲戒処分 監査アンケートで明らかに 陸上自衛隊

2025年06月27日(金) 15時40分 更新

 陸上自衛隊は、北部方面後方支援隊に所属する1等陸曹が部下を蹴るなどしたほか、上司に対して暴言を吐いたとして、停職3日の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面後方支援隊に所属する40代の1等陸曹です。

陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は、2016年10月中旬ごろ、駐屯地内で、部下の隊員を指導する際、業務の不手際に腹を立てて、蹴るなどの暴行を加えたということです。

さらに、2023年10月から2024年1月にかけては、上司の働きぶりに不満があったとして、上司に暴言を吐いたということで、6月27日付で、1等陸曹を停職3日の懲戒処分にしました。

これらの暴行やハラスメント行為は、自衛隊で行った監察アンケートで明らかになりました。

陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は真摯に反省しているということです。

この懲戒処分を受けて、第101高射直接支援大隊長の赤瀬丈3等陸佐は「今後は服務指導の徹底を図り、より精強で健全な部隊の育成にまい進してまいります」とコメントしています。

北海道ニュース24