「冷たい!」やっかいモノの雪が夏には地域の資源に 豪雪地帯ならでは「真夏の雪遊び」 コメの貯蔵や学校冷房用にも雪を活用中 北海道沼田町
2025年08月06日(水) 16時23分 更新
連日の厳しい暑さの中、子どもたちにうれしいプレゼントが届きました。
園児たち
「雪だるま!」
北海道空知郡の沼田町のこども園に届けられたのは雪。
なんと5トンもあります。
6日は朝からぐんぐん気温が上昇。
30度に迫るなか、子どもたちは芝生に現れた銀世界に大喜びです。
園児
「(何作るの)ネコの雪だるま!」
園児
「(雪触ってどう?)冷たい!」
北海道有数の豪雪地帯の沼田町は、冬の間に貯蔵した雪を夏に、特産の米の保管や学校の冷房に活用しています。
子どもたちは雪のマチだからできる「真夏の雪遊び」を楽しみました。
沼田町農業推進課 伊藤勲 主幹
「雪はやっかいモノというのもありますけど、夏までとっておくと地域の資源になるので、それで町を元気にするふうに使っていきたい」
沼田町は今後も、雪を活用したイベントを企画したいと話しています。