北海道のニュース

偽ドコモ社員、偽大阪府警が「電話料金が未納」「資金洗浄の容疑者の1人」などデタラメ話を展開、60代男性が448万円詐欺被害 金融機関が見抜いて事件発覚

2025年08月29日(金) 22時15分 更新

オレオレ詐欺事件として捜査している旭川東警察署
オレオレ詐欺事件として捜査している旭川東警察署

北海道上川地方に住む60代の男性が、警察官を名乗る男から「資金洗浄事件の容疑者の1人」などと言われ、448万円分の暗号資産をだまし取られました。警察はオレオレ詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、8月20日、上川地方に住む60代の男性宅にNTTドコモの社員を名乗る女から電話があり、「電話料金が未納だ」と指摘されました。

その後、女は大阪府警の「コンドウ」を名乗る男と電話を代わり、「コンドウ」はLINEでの通話に誘導すると「資金洗浄事件であなたも容疑者の1人である」「身の潔白を証明するために資産を調べる必要がある」「今後の担当者は『ミシマ』」などと話しました。

すると今度は「ミシマ」から男性の携帯電話に連絡があり、「現金はコインチェックで指定口座に入れる必要がある」「調べ終わったら全て返却する」などと説明。

話を信じた男性は、26日に448万円相当の暗号資産を指定されたメールアドレスに送信しました。

さらに翌日27日には、男性宅に「ミシマ」から電話があり、男性は別の指定口座に残高を移すよう指示されました。

男性は、金融機関で現金の移行手続きをしようとしたところ、詐欺だと見抜いた金融機関の職員が警察に連絡し、事件が発覚しました。

警察は公務員をかたって「現金を調べたいから貸してほしい」あるいは「送ってほしい」といった電話は特殊詐欺だとして、注意を呼びかけています。

北海道ニュース24