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スキーリゾートに“夏の絶景”星野リゾートトマムの戦略「雲海テラス」に7つ目の展望スポット誕生 山頂で回遊できるスポットへ

2025年07月07日(月) 19時46分 更新

北海道占冠村、星野リゾートトマムの「雲海テラス」に7月7日、7つ目の新しい施設が誕生しました。



来場者
「結構、浮遊感があって楽しいです」



7日、新たにオープンしたのは、空に浮かぶブランコ『Cloud Round』。



雲海テラスで7つ目の展望スポットです。



7日はあいにく雲の中でしたが、天気が良ければ絶景が見ることができます。

英語で「この上ない幸せ」を意味する「on cloud nine」にちなんで、9つの施設の整備が進められている雲海テラス。



スキーリゾートでありながら、夏の絶景を楽しむという、今では全国に広がった観光の形の先駆けになったのが、実はここ、トマムです。



星野リゾート トマム ”雲海仙人” 鈴木和仁さん
「(会社から)何かやりなさい。自分たちで考えなさいと言われて、2005年にスタッフから声があがって、『山のテラス』というのを始めた」

発案は“雲海仙人”と呼ばれる鈴木和仁さんら、ゴンドラを管理していた男性スタッフたちでした。

今から20年前にスタートしたのが、鈴木さんたちが砂利道の上で始めた手作りのテラス。



翌年「雲海テラス」として本格的に営業を始めると、来場者は1万人を超え、その後は右肩上がりになりました。

雲海を生かしたスイーツやおみやげなども開発。テラスを中心に夏場の赤字を解消し、集客も冬と肩を並べるまでに成長しました。



星野リゾート トマム 渡辺巌総支配人
「あと8~9番目の新施設を6年以内に完成させて、雲海テラスを山頂で周遊できるスポットにしていきたい」

日本のウィンターリゾートの夏のあり方を変えた雲海テラス。今後も進化を続けます。

北海道ニュース24