新清掃工場初公開 従来比発電量3倍・熱供給量2倍 清掃工場と破砕工場合わせて約3万平方メートル 8月1日稼働 札幌市南区
2025年07月28日(月) 12時17分 更新
5年前から建て替え工事が進められていた札幌市南区の駒岡清掃工場の内部が、稼働開始を前に報道陣に公開されました。
南区真駒内に完成した新たな駒岡清掃工場は、清掃工場と破砕工場合わせておよそ3万平方メートル、建設事業費はおよそ460億円です。
以前に比べて発電量が3倍に、周辺の集合住宅や区役所などへの熱供給量は2倍になります。
また、駒岡を含む市内3か所の清掃工場の余った電力を使うことで今年度は、市営地下鉄3路線の消費電力すべてを脱炭素化できる見通しです。
さらに、停電時でも非常用の発電設備でごみ処理を続けることができ、管理棟は避難所として活用されます。
新たな駒岡清掃工場の稼働は、8月1日からです。