中学吹奏楽部の30代男性顧問がフルートやクラリネットなど20点を盗み…去年2月にはチューバなど6点を売却、部費など約6万6000円着服も発覚 北海道網走市
2025年04月19日(土) 08時26分 更新
北海道網走市の中学校に勤務する30代の男性教諭が、学校の備品を盗んで売却するなどしていたことが分かりました。
網走市教育委員会によりますと、30代の男性教諭は、先月、顧問を務める吹奏楽部のフルートやオーボエ、クラリネット、トランペットなど楽器20点を盗み、道内の楽器店に売却しようと持ち込んでいました。
また去年2月にも、チューバやジャズベース、トロンボーンなど楽器6点を道内の楽器店に持ち込んで8万円で売却していました。
吹奏楽部の副顧問の教諭が、部室から楽器がなくなっていることに気づき発覚し、先月持ち込んだ楽器20点については、売却前だったため全て回収しました。
この男性教諭は、吹奏楽部の部費などおよそ6万6000円を着服していたほか、学校の予算30万円を本来の目的である楽器の修繕ではなく吹奏楽部用のトランペットの購入代に充てていました。
網走市教委の聴き取りに対し、男性教諭はトランペットを購入した際の一部(6万2000円)を私費で立て替えていたためなどと説明しているということです。
学校側は、警察に盗難などの被害届を提出する予定です。