北海道・日高山脈の川岸で死亡の女性2人は登山中に遭難か 衣服は濡れた状態 上級者向けのカムイエクウチカウシ山
2025年08月24日(日) 12時57分 更新
23日、北海道十勝地方の中札内村にある日高山脈の川岸で、60代と70代の女性が見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は2人が登山中に遭難した可能性があるとみて、死因などを調べています。
埼玉県の小山千恵子さん(66)と東京都の亀井千代枝さん(78)は23日午後、中札内村にある山小屋「札内川ヒュッテ」の上流およそ6キロの札内川の川岸で倒れているのを、別の登山者に発見されました。登山口(24日)
2人は道警のヘリコプターで病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
2人が見つかったのはカムイエクウチカウシ山(標高1979m)への登山ルート上とみられます。
2人は衣服が濡れた状態で目立った外傷はなく、警察は川に流されたか悪天候による低体温症などの可能性もあるとみて、死因を調べています。
カムイエクウチカウシ山は標高1979メートル。日高山脈の中で幌尻岳に次ぐ高さで、沢沿いを進む難しいルートなどから、日本二百名山の中でも、上級者向けの山として、登山者の間で知られています。