消防署内で鍵を無断で複製し、同僚の私物を盗む 年代・性別が非公表の消防隊員を懲戒免職 防犯カメラで人物を特定 北海道白老町
2025年08月08日(金) 17時31分 更新

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北海道白老町の消防隊員が勤務する消防署内で同僚の私物を複数回盗んだとして、町は8日、この隊員を懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、年代や性別が非公表の白老町の消防隊員です。
白老町によりますと、この隊員は2025年4月中旬ごろから、勤務する署内で同僚の荷物を置く部屋の鍵を無断で複製し、その鍵を使って何度も部屋に侵入し、同僚の私物を盗みました。
7月24日被害に気づいた同僚から相談を受けた消防署が防犯カメラを設置したところ、7月30日隊員の犯行が明らかになったということです。
消防署の聴き取りに対し、この隊員は「複数回出入りをして、持ち出しを繰り返した」などと話し、盗んだことを認めているということです。
白老町は「ただ単に消防署のみの問題とせず、役場職員全員がしっかりと受け止め、襟を正し、再発防止に務める」などとコメントしています。
また、被害にあった同僚は、警察に被害届を出していて、警察は裏づけ捜査を進めています。