「消費者に喜んでもらえる価格を見極めないといけない」JA北海道中央会会長が新米価格について発言 北海道産米の作況は平年を上回る状況
2025年08月27日(水) 19時01分 更新
高止まりが続くコメの価格。
2025年は気温が高く、日照時間が多かったため、生育は平年より早く進んでいて、北海道内各地で稲刈りが進んでいます。
2025年の作況について、JA北海道中央会のトップは。
JA北海道中央会 樽井功会長
「収量的にも今年の道産米は平年作を上回る状況だ」
全国のスーパーで販売された8月11日から17日のコメ5キロあたりの平均価格は、前の週より67円高い3,804円。
政府備蓄米の放出で、価格は一時的に下落が続いていましたが、値上げに転じています。
気になる、新米の価格は?
JA北海道中央会 樽井功会長
「(生産者にとって販売価格が)高いに越したことはないが、消費者に喜んでもらえる価格を見極めないといけない」
全国で猛暑や水不足が深刻化し、重要性が増す道産米。
生産者と消費者を納得させる価格を見出せるのか、見通しは、立っていません。