友人と札幌ススキノで3軒はしごし酒気帯び運転、路上駐車した車内で寝込み通報され発覚 20代男性消防士を停職6か月 胆振東部消防組合
2025年05月27日(火) 18時49分 更新

北海道胆振地方の胆振東部消防組合は、去年12月、札幌市中央区で酒気帯び運転の疑いで逮捕された20代の男性消防士に対し停職6か月の懲戒処分を行いました。
処分を受けた20代の男性消防士は、去年12月21日午前7時ごろ、札幌市中央区の路上で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いで逮捕されました。
胆振東部消防組合によりますと、男性消防士は前日の午後10時ごろから、友人と札幌ススキノで飲食店3軒を飲み歩いた後、駐車場に停めた車を駐車場から出して、約45メートル動かした路上でエンジンをかけたまま駐車し、車内で寝ていました。
不審に思った目撃者が警察に通報し、駆けつけた警察官が男性消防士に職務質問すると、酒臭かったため、呼気検査をしたところ基準値を超える0.25ミリグラムのアルコールが検出されました。
男性消防士からの報告を受けて、胆振東部消防組合は事態を把握し、その後、男性消防士は消防士としての活動はしていないということです。
胆振東部消防組合は、この男性消防士を27日付けで、停職6か月間の懲戒処分としました。
本人は、深く反省しているということです。
胆振東部消防組合消防本部の稲葉博徳消防長は「今回の処分を厳正に受け止め職員一丸となり、失った住民からの信頼回復に努める」などとコメントしています。