「鯉のぼり」ではなく「牛のぼり」 酪農地帯で子どもたちの成長と酪農の発展を願う 北海道稚内市
2025年05月01日(木) 16時32分 更新
色とりどりの「のぼり」が元気に舞っています。
よ~く見ると…泳いでいるのは、「鯉」ではなく「牛」です。
「こどもの日」を前に、北海道・稚内市の旧曙小学校に飾られたその名も「牛のぼり」。
胴体には尻尾や足がついていてすべて牛がモチーフになっています。
小学校があった曙地区は、緑豊かな酪農地帯として知られ、「牛のぼり」は子どもたちの健やかな成長と酪農の発展を願い、1983年から続く年中行事です。
40回目の今年は、10本の「牛のぼり」が優雅に空を泳ぎます。
男の子
「空に浮かんで気持ちよさそうだなと思います」
曙地区子育て連絡協議会・田頭英智会長
「こんなにたくさんの人が来てくれるなんて思っていなかったので、すごい感激しています」
「牛のぼり」は稚内市の旧曙小学校のグラウンドに6日まで飾られます。