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葬儀代がなくて…父親(83)の遺体を自宅アパートに放置した疑い 兄弟を逮捕 施設職員らが訪れ発覚 北海道函館市

2025年06月03日(火) 17時56分 更新

父親の遺体を自宅に放置していたとして、北海道函館市の兄弟が逮捕されました。

「葬儀代がなかった」などと話しています。



函館市美原のとび職・工藤正昭容疑者(52)と弟で無職の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美(83)さんの遺体を放置した疑いが持たれています。

警察によりますと、2日午後5時半ごろ、福祉施設の職員と警察官が幸美さんの安否を確認しようと訪れたところ、幸美さんが死亡しているのを発見しました。



遺体には布団がかけられ、少なくとも死後数日は経っているとみられます。



同じアパートの住人
「『最近父さん見えないね』と言ったら、息子が『23日に亡くなった』って」



調べに対し、2人は容疑を認め「葬儀代がなかった」などと話しているということです。

警察は2人が届け出をしなかったいきさつなどを調べています。

北海道ニュース24