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無許可で貸金業を営み不正な高額利息2300万円あまり受け取る…貸金業法違反などの罪で「M’sグループ」会長ら2人を起訴 札幌地検

2025年08月19日(火) 18時24分 更新

都内で逮捕された武藤健太郎被告(5月・新千歳空港)
都内で逮捕された武藤健太郎被告(5月・新千歳空港)

札幌で飲食店などを経営する「M’sグループ」の会長ら2人が、無登録で金を貸し、高額な利息を受け取っていたとして起訴されました。

貸金業法違反などの罪で起訴されたのは、札幌市中央区の会社経営・武藤健太郎被告(41)と、武藤被告の会社に勤める植村裕太被告(27)です。

送検される武藤健太郎被告(5月・札幌中央警察署)
起訴状などによりますと、2人は北海道の登録を受けずに貸金業を営み、2023年10月から今年5月にかけて、複数の相手に違法な金利で金を貸し、あわせて2300万円あまりの利息を不正に受け取っていました。

武藤被告と植村被告は、札幌市を拠点として、建設や警備、飲食店などを展開する「M’sグループ」の会長と社員で、これまでに「M’sグループ」の関係者が関連した保険金詐欺や悪質な買い取りトラブルなどで、10人以上が逮捕・送検されています。

札幌地検は、2人の認否について明らかにしていません。

北海道ニュース24