国内未確認の強毒性植物か 北大構内で見つかる…樹液が皮膚につくと重い皮膚炎 撮影した女性は「アジサイのような白い花」環境省などが調査
2025年06月26日(木) 16時02分 更新
国内でまだ確認されていない強い毒性があるとみられる植物が、北海道大学の構内で見つかり、大学や環境省などが調査しています。
24日に北海道大学で見つかった植物です。
白い房状の花を咲かせ、高さ約2メートルにまで育ったものもあったといいます。
強い毒性を持つ「ジャイアントホグウィード」、和名「バイカルハナウド」とみられる植物です。
・片山侑樹記者
「問題の植物は、交通量の多い通りに面した門から約20メートルのところに生えていました」
環境省によりますと、バイカルハナウドは西アジア原産の植物で、国内ではこれまで生育事例が確認されたことはありません。
また、その樹液が皮膚についた状態で太陽光を浴びると、重い皮ふ炎を引き起こすということで、海外ではそうした事例が報告されています。
写真を撮っていた女性
「きれいな花だなと。アジサイのような白い花が咲いていた。ニュースで初めて恐ろしいものだと気づいた」
北海道大学は25日、環境省などとともに花を刈り取って、「バイカルハナウド」かどうか調べています。