【熱中症注意】北海道内で少なくとも20代から90代の男女10人が熱中症疑いで病院搬送
2025年06月10日(火) 17時52分 更新

北海道内では10日、気温が上昇した影響で、少なくとも10人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。
札幌市消防局によりますと、10日午後4時までに、市内で、70代の女性が2人、80代の男性と女性、90代の男性がそれぞれ熱中症の疑いで病院に搬送されました。
また旭川市では、男女3人が病院へ搬送されました。
旭川市消防本部によりますと、10日午後2時半ごろ、20代の女性が職場で草むしりをしている際に具合が悪くなったと、同僚から消防に通報があり、救急車で病院に搬送されました。
ほぼ同じ時間には、旭川市内の住宅の中で80代の夫婦が倒れているのを近所の人が発見し、消防に通報しました。
3人とも熱中症の疑いで治療を受けていますが、意識はあり、命に別状はないということです。
また、名寄市では、午後1時ころ、60代の男性が屋外で作業中に具合が悪くなり、熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、会話はできる状態だということです。
気象庁によりますと、10日は、札幌で28.4度、旭川で29.3度、名寄で27.4度の最高気温を観測していました。
さらに、倶知安町でも、60代女性が仕事中に熱中症の疑いで病院に搬送されています。