中1女子いじめ自殺訴訟 両親が札幌市と和解の意向 札幌市が対応不十分を認め謝罪し6000万円支払う地裁の和解案に
2025年05月16日(金) 20時30分 更新
4年前、札幌市で女子中学生がいじめを受けて自殺し、両親が札幌市に損害賠償を求めていた訴訟で、札幌市に続いて両親も和解に応じる方針を示しました。
札幌市の中学1年の女子生徒は2021年、「いじめを受けた」という遺書を残して自殺しました。
第三者委員会の調査で、いじめとの因果関係が認められ、両親が札幌市に対しおよそ6500万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
札幌地裁は4月7日、札幌市がいじめの対応が不十分と認めて謝罪した上で、6000万円を支払う和解案を提示していて両親が和解に応じる考えだと16日代理人が明らかにしました。
札幌市は、すでに応じる意向で近日中に和解が成立する見通しです。