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【速報】住宅敷地でバッグに入れられた赤ちゃんの遺体遺棄事件 17歳少女を逮捕 DNA鑑定で母親と特定、同居する家族は妊娠に気付かず 北海道石狩市

2025年05月23日(金) 14時18分 更新

死体遺棄容疑で17歳の少女を逮捕した札幌北警察署
死体遺棄容疑で17歳の少女を逮捕した札幌北警察署

今年4月、北海道石狩市の住宅の敷地に置かれたバッグから生後間もない男の子の遺体が見つかった事件で、警察は近く住む17歳の少女を死体遺棄容疑で逮捕しました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、石狩市の17歳のアルバイト従業員の少女です。

少女は3月下旬から4月13日までの間、石狩市花川南5条5丁目の住宅の敷地内に、生後間もない男の子の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

男の子の遺体は、A4サイズのバッグの中に入れられ、司法解剖の結果、目立った外傷はなく、死後、数日から数週間が経過していました。

また胎盤とへその緒がついた状態だったことから、男の子は病院などではない場所で生まれ、適切な処置を受けなかったとみられています。

警察によりますと、DNA鑑定の結果、少女と男の子は親子関係であることがわかりました。

また、遺体が見つかった住宅と少女は無関係でしたが、少女は近くに住んでいたということです。

警察は、防犯カメラの捜査や近所への聞き込みから少女を特定し、容疑が固まったとして23日午前逮捕しました。

取り調べに対し、17歳のアルバイト従業員の少女は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、少女と同居していた家族が少女の妊娠に気付いていなかったとみていて、少女がいつどこで出産したかなど事件の経緯を進めています。

事件の捜査で警察は、遺体が入れられたバッグと同型のバッグを公開するなど情報提供を呼びかけていました。

北海道ニュース24