函館朝市の2店舗に侵入、計6万円超を盗んだ疑い 現金の保管場所を知ったうえでの犯行か…元従業員の49歳男を兵庫県内で逮捕「やっていない」
2025年06月12日(木) 11時26分 更新

建造物侵入と窃盗容疑で倉橋健司容疑者49歳を逮捕した函館西警察署
去年7月、北海道函館市の朝市にある飲食店2店舗に侵入し、それぞれの店舗から現金を盗んだとして10日、元従業員の49歳の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の作業員、倉橋健司容疑者49歳です。
倉橋容疑者は、去年7月5日午前2時ごろ、函館市若松町の函館朝市にある飲食店に侵入し現金約3万円を盗み、その後に侵入した別の飲食店からも現金約3万3600円を盗んだ疑いが持たれています。
被害にあった2つの店舗は同じ経営者で、倉橋容疑者はこれらの店の従業員でしたが、事件当時は退職していました。
被害に気づいた店主が警察に通報し、警察は防犯カメラなどの捜査で倉橋容疑者を特定。
行方を追っていた警察は、兵庫県内で作業員として働いている倉橋容疑者を見つけ、10日逮捕しました。
取り調べに対し、倉橋容疑者は「やっていない」と容疑を否認しています。
警察は、現金の保管場所を知っていた倉橋容疑者が、閉店後を狙って犯行に及んだとみて、動機などを調べています。