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「娘がいなくなった」と母親から通報 帯広の29歳女性を縛って北広島市内まで100キロ以上車に監禁か 40代の男2人を逮捕 北海道

2025年04月16日(水) 15時45分 更新

逮捕監禁傷害の疑いで40代の男2人を逮捕した帯広警察署
逮捕監禁傷害の疑いで40代の男2人を逮捕した帯広警察署

 北海道帯広市で、29歳の女性を縛るなどして車に乗せ北広島市内まで不法に監禁し、女性の顔などにけがをさせたとして、40代の男2人が逮捕されました。

逮捕監禁傷害の疑いで逮捕されたのは、住所・職業ともに自称の札幌市西区に住む土木作業員、南法宏容疑者(44)と、札幌市白石区に住む自称・会社員の太田慶士容疑者(45)です。

南容疑者らは、共謀して、14日午前11時半ごろから午後11時ごろまでの間に、帯広市内の29歳の女性の自宅で、女性を縛るなどして車に乗せ、北広島市内まで女性を不当に監禁した上、顔などにけがを負わせた疑いが持たれています。

14日午後2時ごろ、女性の母親から「娘がいなくなった」と通報があり、警察が女性を探していたところ、北広島市内のコンビニエンスストアの駐車場で女性と南容疑者を発見、南容疑者をその場で逮捕しました。

一方、共犯とみられる太田容疑者は、事件翌日の15日、警察署に出頭、逮捕に至りました。

警察によりますと、南容疑者は、太田容疑者と被害女性の双方と面識がありましたが、被害女性と太田容疑者の間に面識はなかったということです。

警察の調べに対し、南容疑者は「車に乗せたまま連れ回したが、逃げられないようにはしていない」と一部容疑を否認している一方、太田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、南容疑者らと女性の関係性や、犯行の動機、経緯などについて詳しく調べを進めています。

北海道ニュース24