「振り回したら当たった」22歳ベトナム人技能実習生が包丁で同僚を刺す殺人未遂事件 被害男性は頭部や腹部に刺し傷や切り傷も意識あり 北海道帯広市
2025年06月03日(火) 09時13分 更新

2日午後、北海道帯広市の住宅で、同居する会社の同僚を包丁で刺して殺害しようとしたとして、22歳のベトナム人技能実習生の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、帯広市西18条北2丁目に住むベトナム国籍の技能実習生、ディン・ミン・ホアン容疑者(22)です。
警察によりますと、ディン容疑者は2日午後6時10分ごろ、同じ会社で働くキム・ヴァン・ドンさん(19)らと同居する住宅で、キムさんを包丁で刺した疑いが持たれています。男は同僚の男性を包丁で刺す
目撃者から「男性が頭から出血している」と消防を通じて警察に通報が入りました。
キムさんは頭部や腹部に刺し傷や切り傷があるものの、意識はあるということで、病院に搬送されて治療を受けています。被害男性は刺し傷や切り傷があるものの、意識あり
警察が現場に到着した際、ディン容疑者は室内にいて、事情を聞いたところ容疑が固まったということです。
警察の取り調べに対し、ディン容疑者は「包丁を持って振り回したら当たった」と話し、殺意については否認しているということです。男は「包丁を持って振り回したら当たった」と供述
現場となった住宅には複数の同僚が一緒に暮らしていて、当時、ほかにも2人の同僚がいましたが、けがはありませんでした。
凶器となった包丁は住宅の敷地内で見つかっていて、警察は動機や事件の経緯を調べています。