再開発中のビル跡地に新たなにぎわい拠点を“期間限定”開業 駅前通りにキッチンカーや多目的ステージなどが集結する複合スペース
2025年08月29日(金) 18時05分 更新
9月中旬、札幌市中心部に、にぎわいを創出する期間限定の新たな複合拠点が開業することが分かりました。
田中未来記者
「今札幌中心部では、あちらこちらで建設工事が行われています。その様子を上空からのぞいてみましょう」
上空から見た29日の札幌中心部です。
ホテルや商業施設の再開発が進んでいます。
田中未来記者
「札幌駅の目の前なんですが、工事中ですね。アクセスも抜群の場所なんですが、こちらも工事が進められているようです」
再開発が進む一方で、建築費の高騰や人件費の上昇で計画が見直され、活用されていない土地も目立ち始めています。
そこで公園を活用したまちづくりに取り組む社団法人などが、暫定的に大手不動産会社が所有する土地を活用して中心部の魅力を向上させるプロジェクトに乗り出す方針です。
田中未来記者
「あ、見えてきましたね。札幌駅からほど近いビルとビルの合間にぽっかりと空いた空き地があります」
その第一弾となるのが、中央区北2条西4丁目の北海道ビルヂングの跡地です。
ここに、道産食材が味わえるキッチンカーや壁に絵を描くアート展示のほか多目的ステージなどが集まる期間限定の複合拠点を
9月中旬にも、開業するということです。
社団法人は、中心部の他の土地の活用についても構想しているということです。