【大雨情報】21日夜~23日にかけて日本海側で大雨に…北海道、東北、北陸で24時間100~120ミリ予想雨量 土砂災害や浸水に注意《気象庁・最新の雨雲シミュレーション》
2025年06月21日(土) 17時37分 更新

気象庁は北海道と東北、北陸に大雨に関する気象情報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼びかけています。
◆北海道(21日午後3時35分・札幌管区気象台発表)◆
北海道地方では、21日夜のはじめ頃から22日昼前にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
【気象概況】
北海道付近を21日夜から22日にかけて前線が通過し、暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。
【雨の予想】
21日から22日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
日本海側北部 40ミリ
日本海側南部 40ミリ
太平洋側西部 30ミリ
オホーツク海側北部 30ミリ
オホーツク海側南部 30ミリ
21日午後6時から22日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
日本海側北部 120ミリ
日本海側南部 120ミリ
太平洋側西部 120ミリ
オホーツク海側北部 80ミリ
オホーツク海側南部 80ミリ
【防災事項】
北海道地方では、21日夜のはじめ頃から雷を伴って激しい雨が降り、22日昼前にかけて大雨となる所があるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
前線の動向や雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。
◆東北(21日午後3時48分・仙台管区気象台発表)◆
東北日本海側北部では、前線や暖かく湿った空気の影響により、22日昼過ぎから23日にかけて、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
【気象概況】
梅雨前線が、華中から朝鮮半島を通って、日本海にのびています。前線は22日から23日にかけて、東北地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。
このため、東北日本海側北部では、激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が予想以上に強く流れ込んだ場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
【雨の予想】
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側北部 30ミリ
21日午後6時から22日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側北部 100ミリ
その後、22日午後6時から23日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側北部 100ミリ
【防災事項】
東北日本海側北部では、22日昼過ぎから23日にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
◆北陸(21日午後3時56分・新潟地方気象台発表)◆
北陸地方では、23日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
【気象概況】
前線が華中から朝鮮半島を通って日本海へのびています。前線は22日から23日にかけて北陸地方を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となるでしょう。雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
予想よりも前線の活動が活発となったり、雨雲が発達した場合には警報級の大雨となるおそれがあります。
【雨の予想】
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
新潟県 30ミリ
富山県 20ミリ
石川県 20ミリ
福井県 20ミリ
22日午後6時から23日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
新潟県 80ミリ
富山県 60ミリ
石川県 100ミリ
福井県 100ミリ
【防災事項】
北陸地方では、23日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。