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病院で有毒ガス発生 人工透析の薬剤調合中に作業ミス 酢酸の入った容器に次亜塩素酸・・空調を止め、ガスは拡散されず 患者や職員約400人に健康被害なし

2025年04月18日(金) 17時31分 更新

 18日午前、北海道千歳市の病院で、人体に影響がある有毒ガスが発生しました。
薬品を誤って混ぜたことが原因とみられています。





18日午前11時半ごろ、千歳市富丘1丁目の千歳豊友会病院で、「違う種類の消毒液を人為的ミスにより混ぜてしまい、塩素ガスを発生させてしまった」と病院関係者から消防に通報がありました。



警察と消防によりますと、病院関係者が1階の機械室で人工透析に使う薬剤を調合していたところ、誤って酢酸の入った容器に次亜塩素酸を入れてしまい、人体に影響がある塩素ガスが発生したとみられています。



すぐに機械室周辺を密閉し、空調を止めたためガスは拡散されず、病院にいた患者や職員など約400人に健康被害を訴えている人はいないということです。

警察は、病院関係者から事情を聴くなどして、経緯を調べています。

北海道ニュース24