北方領土の元島民たちが故郷の島に向かって先祖供養「ようやく生まれ故郷のそばに来たかという感じ」洋上慰霊が始まる
2025年07月21日(月) 11時03分 更新
北方領土の元島民らが船の上から先祖を供養する「洋上慰霊」が行われました。
元島民らによる北方墓参などの交流事業は、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で再開の見通しが立っていません。
そのため、道と千島連盟は3年前から船の上から供養する洋上慰霊を実施しています。
元島民 大塚小彌太さん(96)
「ようやく生まれ故郷のそばに来たかという感じ。とりあえず墓参だけを先行していけるように折衝を願いたい」
洋上慰霊は8月にかけて7回、行われる予定です。