「仕事の行き詰まりと人間関係で悩み」駐屯地から一時不明の29歳3等陸尉を減給処分「深く反省している」陸上自衛隊名寄駐屯地
2025年07月31日(木) 18時29分 更新

陸上自衛隊名寄駐屯地
陸上自衛隊名寄駐屯地は、正当な理由なく勤務場所を離れ、所在不明になった29歳の3等陸尉を減給処分としたと発表しました。
7月31日付で減給15分の1、1か月間の処分を受けたのは、第4高射特科群所属の29歳の3等陸尉です。
名寄駐屯地によりますと、3等陸尉はおととし10月17日午後の課業開始に正当な理由なく姿を見せず、所在不明となり、翌日捜索中の隊員に保護されました。
この3等陸尉の性別は公表されていませんが、名寄駐屯地の調べに対し、3等陸尉は「仕事に対する行き詰まりと人間関係で悩みを抱えていた」と説明し、処分を受けて「深く反省している」と話しているということです。
第4高射特科群長の南俊之1等陸佐は「この度の事案を受け、今後は所属隊員に対する服務指導及び教育を徹底し、同種事案が起こらないよう再発防止に務めてまいります」とコメントしています。