消えかかった横断歩道の白線を警察官が補修 専門業者の作業が追いつかず「横断歩道は命の架け橋」応急的に実施 北海道警察
2025年06月20日(金) 17時15分 更新
冬場の除雪などで消えかかった横断歩道の白線。北海道警察が、ある対策にのりだしました。
札幌市のJR桑園駅そばの横断歩道。消えかかった白線を塗り直しているのは、舗装工事の作業員…ではなく、警察官です。
道内の横断歩道は約4万1000か所あり、道警はこのうち毎年7200か所ほどを専門の業者に発注して補修しています。
しかし、通学路が優先されるため補修工事が夏以降にずれこむ場所もあり、ドライバーが横断歩道を認識しづらい危険な状況が続いています。
・道警交通部 交通規制課 齊藤勝調査官
「横断歩道は命の架け橋だという意見もいただいている。そういった意見を受け止め、横断歩道の適切な管理に努めていきたい」
警察官による補修は、業者の工事が始まるまでの応急処置として初めて行われたもので、道警は効果を検証し、今後も行うか検討するということです。