「つかまってほしい」男性がクマに襲われ死亡 町内でクマ目撃続き厳戒態勢続く 専門家が現地入りしクマの個体特定へ 北海道福島町
2025年07月14日(月) 12時31分 更新
12日に男性がクマに襲われ、その後、死亡した北海道の福島町では、クマの目撃が相次ぎ、厳戒態勢が続いています。
福島町三岳ではおととい、新聞配達員の佐藤研樹さんがクマに襲われその後、死亡しました。
付近ではその後もクマの目撃が相次ぎ、現場近くの小学校では14日朝、児童らが保護者や教員に付き添われ登校する姿が見られました。
保護者
「きのうの夜も出たみたいで、本当につかまってほしい」
福島小学校/長浦紀華校長
「とてもショックですし、子どもたちも同様かと思う。心のケアもしっかり進めていかなければならない」
荒木颯太記者
「道の総合研究機構の専門家らが佐藤さんの遺体が発見された現場の調査に入ります」
また、14日から専門家チームらが現地入りし、個体を特定するため、クマの毛や唾液などを回収し、DNAを調べることにしています。