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「私の心の支えだった」平和祈り続けたローマ教皇 北海道内の教徒も追悼の祈り 札幌・カトリック北一条教会

2025年04月29日(火) 19時37分 更新

21日に亡くなった世界のカトリック教徒のトップ、ローマ教皇フランシスコ。札幌の教会でも29日、多くの教徒たちが追悼の祈りを捧げました。

札幌市中央区のカトリック北一条教会では、教徒たちが教皇の生前の功績を称え、神のもとで安らかに過ごせるよう祈りました。





教徒
「大好きなフランシスコ様だったので、貧しい人にも普通の人たちにも大事につきあっていただいた」



教徒
「私は看護師をしていますが、困難のある人たちのために、私もあのように力を尽くすことができるのだろうか」



教皇フランシスコは2019年、教皇としては38年ぶりに日本を訪れ、被爆地の広島や長崎を訪問。

核兵器の廃絶を訴え、被爆者と抱擁を交わしました。



教会で、日本に住む外国人の生活相談や、移民や難民の支援に携わる西千津さんは、教皇の平和への思いが心のよりどころになっていると言います。



カトリック札幌司教区 西千津さん
「宗教関係なく、いつも紛争のある所には、いつも祈りを捧げられていた。私の中では心の支えだったので、これからも支えて下さいという思い」



死去前日のローマ教皇フランシスコ
「ハッピー・イースター(復活祭おめでとうございます)これから私のメッセージが読み上げられます」

アパートに住み、公共交通機関を利用するなど質素な暮らしぶりだったという教皇フランシスコ。



弱者に寄り添った生き方は、道内の教徒の心にも深く刻まれています。

北海道ニュース24