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“威圧的言動”問題 長谷川岳参議院議員、支援者ら約1000人に謝罪「謙虚な気持ちが欠落していたのではないか…」国政報告会に鈴木知事は出席せず
2024年04月22日(月) 19時44分 更新
北海道や札幌市の職員への「威圧的な言動」が問題となっている自民党の長谷川岳参議院議員が、20日、札幌市で開かれた国政報告会で、謝罪しました。
北海道知事と札幌市長はそれぞれ、出席の判断が分かれました。
長谷川岳参議院議員
「やはりどこかで自分のありがとうございます、失礼しますという謙虚な気持ちが欠落していたのではないか」
20日、札幌市で開かれた、長谷川氏の国政報告会。1000人規模の会場が満席となりました。
3月、札幌で開催された会合の音声です。
長谷川岳参議院議員
「あんたからありがとうもクソもメールもない!ありがとうもない!結果もない!誰だおまえはって感じだよね」「
札幌市職員
「はい申し訳ございません」
一緒に仕事をする職員たちを委縮させていたと指摘されています。
国政報告会の会場には、職員が受けた行為について「上司と部下の関係ではない」として調査しない考えを示した、秋元札幌市長の姿も見られました。
秋元克広札幌市長
「少し威圧的な部分さえ改善していただければ、やられている事柄は本当に北海道のために頑張ってもらっていると思いますし」
函館市の大泉潤市長の姿もありました。
大泉潤函館市長
「私もそうですし、私の職員というのは全くそういう威圧的な言動とか(を受けたこと)はありません」
一方、鈴木直道知事の姿は会場にありませんでした。
この日は特段、公務の予定はなかったということです。
北海道 鈴木直道知事(19日)
「(祝電を)送らなければいけないんじゃないかとか、そういう思いに至るやり方でやっているわけですから、これは適切ではない」
北海道では、長谷川氏に対する祝電の組織的なとりまとめが判明しています。
長谷川岳参議院議員
「これ(祝電)私全く知らない話だった。強く言うことはよくあったと思うから、それをどう受け止めるかということでいうと、受け取られる側がそう感じたなら、大変申し訳ないという風に思っている」
これからはコミュニケーションの仕方を改めるとする長谷川氏。受け取る側の印象が今後どのように変化するか注目が必要です。