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いじめを受けた女子中学生…不登校になり転校 市教委“重大事態”と認定 保護者は「不適切な対応により娘は自殺未遂を起こした」 北海道釧路市

2024年04月15日(月) 12時03分 更新

 北海道の釧路市立の中学校で、女子生徒がいじめを受けて不登校となり、市外に転校したとして、釧路市教育委員会がいじめの「重大事態」と認定して、調査していることが明らかになりました。

 釧路市教委によりますと、2022年12月、市立中学校に通う女子生徒が、所属する部活動の部員からいじめを受けて不登校となった後、市外に転校し、女子生徒の保護者が市教委にいじめの調査を求めていました。

 釧路市教委は去年10月、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、有識者らでつくる第三者委員会が調査しています。

 一方、女子生徒の保護者は、HBCの取材に対し「学校側の不適切な対応により、娘が学校で自殺未遂を起こしたが、正しい調査がされていない」と訴えています。

 釧路市教委は「最終報告がまとまれば公表し適切な対応を取りたい」としています。