「サップ中に戻れなくなった」11~15歳の子どもや業者の男性など5人が漂流…約1時間後に救助 現場は風速約10メートル 北海道余市町
2025年07月22日(火) 14時54分 更新

小樽海上保安部が入る建物
22日昼ごろ、北海道余市町の沖合で、サップをしていた11歳から15歳の3人の子どもを含む合わせて5人が沖に流され、救助されました。
救助されたのは、11歳から15歳の子ども3人とその父親(41)、そしてサップ業者の男性、合わせて5人です。
小樽海上保安部によりますと、22日午前11時40分ごろ、サップ業者の男性から「余市白岩沖で、サップ中に沖に流され、戻れなくなった」と海上保安庁に通報がありました。
5人は余市町出足平漁港でサップをしていて、漁港から約930メートル離れた場所で戻れなくなったということです。
小樽海上保安部や道警のヘリなどが捜索にあたり、5人は通報から約1時間後に日本水難救済会の船で救助されました。
5人全員にけがはないということです。
当時、現場海域は晴れていて、波のうねりもありませんでしたが、漁港から離れていくような南西向き約10メートルの風が吹いていて、戻れなくなったとみられています。