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ファイターズ2軍本拠地“札幌圏”移転 恵庭市ではマチを挙げて誘致へ期成会設立「将来を見据えたマチづくりに…」機運醸成の取り組み活発化

2025年07月09日(水) 16時59分 更新

北海道に移転することが発表されたファイターズの2軍本拠地。候補地とされる札幌周辺の自治体では誘致合戦に熱を帯びています。

北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO
「北海道の皆さんがファイターズの選手をこれまで育ててもらったように、今度は若い選手をしっかりと地域とともに一緒に育てていきたい」



7日に明かされた北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地の移転。

千葉県鎌ケ谷市からの移転先は、エスコンフィールド北海道とアクセスが良い「札幌圏」が候補地です。



球団側がすでに情報交換している6つの自治体による誘致合戦に注目が集まる中、恵庭市では。

堀内大輝記者
「移転の候補地のひとつに上がっている恵庭の商店街です。去年からこういったポスターを街中に貼って、その気運を高めようとしています」



恵庭駅通商店街振興組合 行澤勇 理事長
「空港から近い、雪もほどほどで、さほど多くもない。そんな面では最高のマチだと私は思っている」



そんな恵庭市で9日、新たな動きが。

午後6時から、経済界や教育関係者などが一丸となって誘致を進めようと、「期成会」の設立会議を開いています。

恵庭商工会議所 土屋秀樹 会頭
「私たち恵庭市にとって非常に大きなチャンス。プロスポーツが地域にもたらす経済波及効果はもちろん、子どもたちに夢を与える力、地域の一体感を高める力など、はかり知れない価値をもたらしてくれるものと確信している」



恵庭商工会議所 土屋秀樹 会頭
「恵庭の将来を見据えたマチづくりに関わる極めて重要な取り組み」



恵庭商工会議所 土屋秀樹 会頭
「期成会のもとで、経済界、地域団体、教育、観光など、立場をこえて連携し、心を一つにして早期移転の実現、地域に根付いた活動につなげていきたい」

新たな2軍施設には、専用の野球場や選手寮のほか、周辺に、商業施設や住宅、宿泊施設を開発し、球団は地域と連携してマチづくりを進める構想です。

2027年頃までに計画を固め、2030年頃の開業を目指すということです。

北海道ニュース24